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行けばわかるさ、迷わず行けよ!最後まで笑って生きろ!
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幼少期、髪の病気で悩んでいた僕は、好きなものに打ち込むことで全てを払い除けるように生きていました。それが音楽であり映画であり、そして家族でいつも一緒に見ていたテレビのプロレス中継。
高校一年生のある日、十和田市に新日本プロレスがやってくると知り、夢のスターたちにお会いできると友達とワクワクしながらチケットを買い求めました。
タイガーマスク、ダイナマイトキッド、マスクドスーパースター、ハルクホーガン、そしてアントニオ猪木、藤波辰爾、坂口征二VS長州力、ラッシャー木村、アニマル浜口という3対3の一騎討ち!
実況席から2列目後ろの席で、当時局アナだった古舘伊知郎さんの実況を目の前で聴きながら、望遠レンズで写真を撮りまくり、歓声を上げながら応援していました。
その夜、ご一行様は十和田市内のホテルに宿泊との情報を聞きつけ、友達と一緒に近くまで潜入、大広間ではスター選手たちが和気藹々と談笑していて、さっきまでマウンドで睨み合っていた雰囲気とは真逆の光景が映し出されていました。
その時、ガラッと大広間の障子と窓があき、『コラ!お前ら何やってんだー!』と大きな声とともににっこり満面の笑みで登場したのが、アントニオ猪木さんとの出会いでした。
猪木さんは僕たち一人一人に今抱えてる悩みや辛いことはないかと親切に聞いてくれて、僕は病気のことを打ち明けました。
その時に言ってくださった言葉、
「人生はみんないろんなことで悩んでいるが、前向きに、そしていつも笑顔で生きなさい!そうすれば必ずいつか誰かがどこかで見ていてくれるから、自分に誠実に、そして元気に自分らしく頑張りなさい!」
晩年、難病と戦いながら、それでも最後まで笑顔をたやさず、僕たちに燃える闘魂を見せてくださった猪木さん、心から追悼の意を表します。
奇しくも今朝方、北朝鮮のミサイルが青森県上空を通過していきました。
猪木さんはスポーツ文化を通じて北朝鮮とも友好関係を結んで下さった大切なお方です。
その猪木さんが眠る十和田市、蔦温泉のお墓の上空を飛んでくるなんて、、、、
私たちは今一度、地球に住む同じ住民として、お互いを思いやり、愛と平和の世界を築いて行こうと強く願います。歌と音楽を通じて、これからも猪木さんの意思を広めていきたいと強く思いました。
猪木さん、ありがとうございました。合掌